ブログ BLOG

  • 三島由紀夫 全集 読破

    2017.05.29

    DSC_0316.JPG

    約1年近くかかり 三島由紀夫 全集35巻を読破しました。

    一番苦手そうな本に挑戦しようと、迷わず三島由紀夫全種を選びました。 戯曲 評論 詩 が多く 戯曲は台詞だけなので、最初は戸惑いましたが 最後の方になると抵抗感はなくなりました。

    評論は他の作家の作品についてですが 程んど読んでいない作家の作品でしたので チンプンカンプンでしたが、評論をしている三島由紀夫の人となりが分かるようでした。

    小説は少なく残念でしたが、とても魅力的で、最後の結末には必ず 素敵に裏切られ なんて素敵な作家だろうと大ファンになりました。

    短編小説がまた唸ってしまうくらい、重さがあって魅力的です。

    太陽光線が陰る迄、1日5、6時間毎日のように読んでいましたので 実際の自分の日常と本の中の別の生活と同時に過ごしているようで、毎日がとても新鮮で 楽しかったです。

    三島由紀夫はとても頭のいい方で、自分の作品を読む読者にも理解力のある読者を望んで いるようで、ある物についての説明は、すればするほど難しく分からなくなってしまいました。        次は三島由紀夫が絶賛している谷崎潤一郎全集に挑戦します。

上に戻る